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ミドルクラスのゲーミングノートPC「GALLERIA GCF1060GF」(中古)を約9万円で買ったのでレビュー

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先日購入したノートPCの「ThinkPad E595 」には、軽めのゲームなら遊べる程度のグラフィックス性能がある。

新品の「ThinkPad E595」を5万円で買ったのでレビュー

そこでSteamでいくつかゲームを買ってみたのだが、そのうちの1つである「DARK SOULS: REMASTERED」は動作がもっさりし過ぎで、まともに遊べる状態ではなかった。

そうこうしているうちにSteamでセールが始まり、古めのゲームが激安で売られていて気が付いたら大量に買い足していた

  • 購入したゲームリスト
    • DARK SOULSシリーズ
      • DARK SOULS II: Scholar of the First Sin1,430円
      • DARK SOULS III (The Fire Fades Edition) – 1,485円
    • Falloutシリーズ
      • Fallout294円
      • Fallout 2294円
      • Fallout 3 (Game of the Year Edition) – 594円
      • Fallout 4 (Game of the Year Edition) – 1,435円
      • Fallout New Vegas (Ultimate Edition) – 594円
    • Portalシリーズ
      • Portal45円
      • Portal 245円
    • The Elder Scrollsシリーズ
      • OBLIVION (Game of the Year Edition Deluxe) – 660円
      • SKYRIM (Special Edition) – 1,680円
    • The Wicherシリーズ
      • The Witcher (Enhanced Edition Director’s Cut) – 149円
      • The Witcher 2: Assassins of Kings (Enhanced Edition) – 302円
      • The Witcher 3: Wild Hunt (Game of the Year Edition) – 1,980円
    • トゥームレイダーシリーズ
      • Tomb Raider I ~VI 各69円
      • Tomb Raider: Legend 69円
      • Tomb Raider: Anniversary69円
      • Tomb Raider: Underworld69円
      • Tomb Raider231円
      • Rise of the Tomb Raider393円
      • Lara Croft and the Guardian of Light104円
      • Lara Croft and the Temple of Osiris231円
      • Lara Croft GO192円
    • メタルギアソリッドシリーズ
      • METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAIN1,751円
    • バットマンシリーズ
      • Batman: Arkham Collection929円 (クーポンで550円引後の価格)
        • Batman: Arkham Asylum (Game of the Year Edition)
        • Batman: Arkham City (Game of the Year Edition)
        • Batman: Arkham Knight

「Rise of the Tomb Raider」や「SKYRIM」などは、まともに動かなかった「DARK SOULS: REMASTERED」よりも要求スペックが高い。

こうなってくると、所有するゲームがまともに遊べるPC、具体的にはゲーミングPCが欲しくなってくる。

ということで、いろいろと探した結果、ドスパラの中古ゲーミングノートPCを買うことにした

GALLERIA GCF1060GF

買うことにしたのは、ドスパラの「GALLERIA GCF1060GF」というミドルクラスのゲーミングノートPC(中古)である。

価格は税込み88,990円であった。

中古であるが、状態は良いと思った。

購入時の構成

メモリとストレージに関しては一応付いているという程度のものだったので、もちろん換装が前提である。

モデル名GALLERIA GCF1060GF
OSWindows 10 Home 64bit
ディスプレイ15.6インチ FHD液晶 120Hz駆動
CPUIntel Core i7-8750H 2.20GHz
GPUNVIDIA GeForce GTX 1060 (6GB)
メモリ4GB (DDR4 PC4-21300)
ストレージSSD 240GB
付属品ACアダプター
Intel Core i7-8750H (6コア12スレッド 2.20GHz)
laptop版 NVIDIA GeForce GTX 1060 (6GB)
リフレッシュレート 120Hzの液晶ディスプレイ

キーボード

あとは、ゲーミングPCらしく無駄にキーボードのバックライトが豪華な「SteelSeries」ブランドのキーボードが搭載されている。

バックライトの主張が激しいゲーミングキーボード(SteelSeriesブランド)

なお、バックライトについては、「SteelSeries Engine」で1キーごとに細かく設定することができる。

もちろん、キーボードのバックライトはオフにすることもできる

ストレージのスロット数

メモリの増設とストレージの換装・増設をしようと裏蓋を開けたら、M.2 SSDのスロットがどうも2つあるように見えた

ところで、手持ちで500GBのSSD(NVMe)を持ってはいるが、買いすぎたゲームのことを考えると、500GBでは心もとない

ゲーム用のストレージとして1TBのNVMe SSDが増設できるなら非常にありがたいのだが、買い足してはみたものの増設できなかったとなると、ダメージがでかい

そこで、いろいろとレビュー記事を見てみたが、「GALLERIA GCF1060GF」のM.2スロットが2つあるという情報は見あたらなかった

BIOSで確認したら、空きスロットとして認識されているようだったので、1TBのNVMe SSDを買い足すことにした。

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買い足した1TBのNVMe SSD

ダメもとだったが、結果的にはM.2スロットが2つで正解だった。

増設した1TBのNVMe SSDがBIOS上で無事、認識されている。

素の状態で3つのストレージを搭載可能というのは、ノートPCとしては、なかなか拡張性が高いといえるのではないだろうか。

カスタマイズ後の構成

メモリの増設とストレージの換装・増設を行って、わりと強そうなスペックとなった。

モデル名GALLERIA GCF1060GF
OSWindows 10 Home 64bit
ディスプレイ15.6インチ FHD液晶 120Hz駆動
CPUIntel Core i7-8750H 2.20GHz
GPUNVIDIA GeForce GTX 1060 (6GB)
メモリ32GB (DDR4 PC4-19200)
ストレージ NVMe SSD 500GB(システム) + NVMe SSD 1TB(ゲーム用ストレージ) + HDD 2TB(ストレージ)
付属品ACアダプター

ベンチマークテスト

PCのカスタマイズが終わったところで、各種ベンチマークテストを行った。

PC性能全般

まずは、PCの全般的な性能を測るベンチマークテストをいくつか行ってみた。

PassMark

全体スコアは「6245」で、これはPassMarkを実行した全PCの中で、上位3%に相当するスコアであった。

PCMark 10

総合スコアは「4433」であった。

Windows エクスペリエンスインデックス

一番低いサブスコアが「7.5」で一番高いサブスコアが「9.1」であった。

CPU

Core i7-8750Hは、6コア12スレッドとなった第8世代Core i7なので、ノートPC用のCPUとしては、トップクラスの性能である。

ノートPC用のCore i7に限って言えば、8750Hより明確に高性能なものは、現状、6モデル(8850H、8700B、9750HF、9750H、9850H、10710U)しかない

CINEBENCH R15

マルチコアのスコアが「1106cb」で、シングルコアのスコアは「171cb」であった。

CINEBENCH R20

マルチコアのスコアが「2335」で、シングルコアのスコアは「406」であった。

Geekbench 5 (CPU)

Single-Coreのスコアが「1116」で、Multi-Coreのスコアが「5650」だった。

GPU

3DMark

Geekbench 5 (Compute)

スコアは「34610」であった。

ストレージ

CrystalDiscMark

買い足した1TBのSSD「CT1000P1SSD8JP」のベンチマークをとってみた。

仕様通りの速度が出ているが、Writeで一部に明らかな速度低下が生じている。

速度低下の原因はおそらく、温度が高くなりすぎたことにより「サーマルスロットリング」が生じたためだと思われる。

M.2 SSD用ヒートシンクの追加

「サーマルスロットリング」が発生しないように、M.2 SSD用のヒートシンクを追加して、温度を下げることにした。

ノートPCなので、裏蓋とM.2 SSDの間の空間にはそれほど余裕がなく、追加できるヒートシンクの高さ(厚み)には物理的な制限がある

ヒートシンクの高さが高いほど、表面積が大きくなり放熱性能が高くなるので、ギリギリ収まるサイズの高さ5mmのものを選んだ

Amazonで2個1セットで899円という丁度いいのがあったので、それを買った。

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2つのM.2 SSDにヒートシンクを装着

ヒートシンク追加後に再度ベンチマークを実行したところ、見事に「サーマルスロットリング」の発生が抑えられた

実際のコピー時にも、めちゃくちゃコピー速度の早いことが確認できた。

ちなみに、システムドライブ用のNVMe SSD 500GB (PCIe Gen3 x2)のほうはこんな感じ。

追加で購入した1TBのNVMe SSD(PCIe Gen3 x4)ほど高速ではないので、そこまで温度が高くならずサーマルスロットリングは発生しないが、こっちにも一応ヒートシンクを付けておいた。

実際のゲームプレイ

当初の目的であった「DARK SOULS: REMASTERED」が上限の60FPSで動き、ロードも早くて快適に遊べるようになったので、PCを買い替えて良かった。

まとめ

  • 「DARK SOULS: REMASTERED」が満足に動作しなかったことと、Steamのセールでゲームを買いすぎたのが決め手で、ゲーミングノートPCを買うことにした
  • 買ったのは、ミドルクラスのゲーミングノートPC「 GALLERIA GCF1060GF」(中古)で約90,000円だった。
  • 各種のベンチマークテストを行った結果、ノートPCとしてはかなり高性能であることが分かった。
  • 「DARK SOULS: REMASTERED」が快適に動作するようになったので、買い替えてよかった
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