大人も楽しめる科学まんが『まんがサイエンス』を紹介

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科学まんがのトップランナー(自称、14巻にこう書いてあった)である「まんがサイエンス」を紹介。

まんがサイエンス

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1987年10月に学研『5年の科学』で連載が始まり、連載回数は200回を越えているという。
単行本は、現在、14巻まで刊行されている。
そろそろ、連載開始から、30年を迎えようかという、息の長い作品である。

まんがサイエンスとの出会い

私は、小学1年生の頃から5年生の頃まで、学研を購読していた。
そして、私がこの漫画と出会ったのが、学研の『5年の科学』だった。
当時の私は、このまんがを読みたくて、学研のおばちゃんがくるのを毎月楽しみに待っていた。


そんな『5年の科学』も、2010年3月号をもって、休刊となってしまったようだ。
現在は、『大人の科学マガジン』で連載中だという。

手に入れるのに苦労した単行本

小学5年生で『まんがサイエンス』と出会った私は、単行本が出ていることを知り、それも読みたいと思うようになった。
しかし、残念なことに、単行本は学研のノーラコミックスというマイナーなレーベルから出おり、近所の小さな本屋では扱っていなかった。
今でこそ、ネットで注文すればすぐに手に入れることができるが、当時、私がまだ小学生だった頃には、そんな状況ではなかったので、単行本を手に入れるのには、結構苦労した。

まんがサイエンスで扱っている内容

著者がロケット好きということもあって、ロケット成分が多目である。
単行本1冊丸ごとロケットネタだったこともある。
同様に、ロボットネタも扱われることが多い。


基本的には、1話読みきりなので、手軽に読めて、大人でもためになったりする。
また、ロケットネタについては、わりとマニアックな内容となることもある。

著者あさりよしとお

ここで、著者のあさりよしとおについても紹介。

経歴、代表作など

著者は、あさりよしとお。
まんがサイエンスの著者紹介欄をあらためて見返してみると、

1962年、北海道生まれ。道立滝川高等学校を卒業後、東京国税局大蔵事務官を経て、まんが家となる。

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とあり、異色の経歴の持ち主といえる。


他の代表作に『宇宙家族カールビンソン』があることなどからも分かるように、宇宙や科学といったものを題材としてSFものの作品を多く発表している。
アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の制作に関わっており、第3使徒サキエルや第14使徒ゼルエルなどのデザインも手がけている。

無類のロケット好き

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上でも少し紹介したが、相当のロケット好きということで、ロケット好きが高じて、ロケット開発グループのメンバーとなり自作のロケット作りにまで挑んでいる。
小型液体燃料ロケットの打ち上げにはすでに成功しているという。
下町ロケットを地でいっている。

まとめ

  • まんがサイエンスは来年で連載開始30周年
  • まんがサイエンスは大人が読んでも、面白くてためになる
  • あさりよしとおは、ロケットを自作しちゃうぐらいのロケット好き



※本記事には、あること(ノンフィクション)と、ないこと(フィクション)が含まれます。