X
    カテゴリー: 日記

3万円以下で買える中古のノートパソコンを買うことにした。

 11,490 total views,  4 views today

中華パッドについての記事を読んだことをきっかけに、バイト代も入ったことなので、パソコンを買い換えることにした。

約3万円で買った中古のThinkPad T430sが届いたのでレビュー


今使っているパソコン

今使っているのは、ノートパソコンのdynabook Satellite B451/Eである。
主なスペックは次の通り。

  • OS: Windows 10 Pro(64bit)
  • CPU: Celeron B815 1.60GHz
  • メモリ: 6GB(元々の2GBに4GBを追加)
  • ディスプレイ: 15.6インチ WXGA(解像度:1366×768)
  • ストレージ: HDD 320GB
  • 光学ドライブ: DVD-ROM
  • Officeソフト: Office 2010



調べたら2012年2月発売の機種なので、ほぼ5年前のパソコンである。


べつにまだまだ使えるのだが、動作の面でいろいろと不満があるのも事実である。

パソコンの買い換えを決めた経緯

中華パッド

3日ほど前だが、”【セールで2.7万円!】Surface3よりハイスペック! 12インチWin10タブレット『Chuwi Hi12』が2.7万円~4GB RAM/64GB eMMC/Cherry Trail/QHD搭載“という記事(※注:2017年1月現在で半年以上前の記事)を目にした。


上記の記事内容は、そこそこのスペックの中華パッド(中国メーカー製タブレット)が安く買えるというのものだ。


少し前(2~3年前?)なら中華パッドといえば安かろう悪かろうという代物で、値段が安い代わりに性能はお察しという物だったように記憶している。


しかし、今や中華パッドは、安価でそこそこのスペックというレベルの端末を製品化していることが分かった。


私が今使っている中華製スマホにしてみても、やはり高性能の割には安いといえるコストパフォーマンスの高いものだ。分かりやすく例えるなら、最新のiPhoneをその半額以下で買えるという感じが近いだろうか。


いくらコスパが良かろうと、決して中華製品を選ぶことはないという人もいるだろうが、そうではない場合、コスパを重視するなら安価で高性能な中国製ガジェットは十分選択肢の一つとなりうる存在となっている。


中華製ガジェットに対して特に抵抗のない私としては、上で挙げた記事を読んだことをきっかけに、いつの間にか中華パッドについていろいろと調べはじめていた。

どうせなら、やっぱりノートパソコン

調べているうちに、今の高性能な中華パッドの主流はといえば、どうやらwindows10とAndroidの2in1(デュアルブート)であるということが分かってきた。


しかし、windws10とAndroidのデュアルブート端末にはたいして魅力を感じなかったので、windows10のシングルブート端末を調べることにした。


その結果、中華パッドとはいえwindows10のシングルブートとなると、やはりそれなりに値が張るのだということが判明した。


例えば、本体が3万円を切ってても、キーボード代わりのカバーを買い足すと3万円を越えてきたり、3万円以下だけどストレージが64GBしかなかったり(Android0らそれでも良いだろうが、windows10を動かすとなると少なすぎる)といった感じで。


この辺りで、”別にタブレット端末にこだわる必要もないんじゃね?”と思い始め、やはりノートパソコンを買うのが良かろうと考え直した。

3万円以下で買えるノートパソコン

ノートパソコンについては、予算3万円で、できるだけスペックの高い物を目指すことにした。


そして、スペックについての最低ラインを以下のように決めた(上にある物ほど優先順位が高い)。

  • 求めるスペック
    • ディスプレイ: 14インチ HD+(解像度:1600×900)以上
    • CPU: Core iシリーズ(できれば第3世代以降)
    • OS: 64bit版Windows
    • Officeソフト: Office 2010以上(最悪、KINGSOFT Officeでも可)
    • ストレージ: できればSSD(HDDの場合は後からSSDに換装)
    • メモリ: 最低でも16GBまで対応していること
    • 光学ドライブ: あれば良し



ノートパソコンなので購入後の変更が難しいもの(ディスプレイ、CPU)や、新規で購入すると高くつくもの(OS、Officeソフト)の優先度を高くし、比較的安価に手に入り容易に付け替えられるストレージやメモリの優先度は低くした。


たとえば、同じような価格でCPUとハードディスク容量に違いのあるノートパソコンがあったとしたら、よりCPUの高性能な方のノートパソコンを選ぶという具合だ。

中古のノートパソコン

希望するスペックを満たす3万円以下ノートパソコンが新品で手に入る、などとは思っていないので、中古のものから見繕うことにした。


まる1日かけてヤフオクなどで調べた結果、最終的な候補として3つの機種が挙がった。
各機種のスペックは以下のとおり(各項目について最も優れているものをオレンジ色で表示)。

項目 Dell Latitude E5530 HP ProBook 6570b Lenovo ThinkPad T430s
ディスプレイ 15.6インチ(解像度:1920x1080) 15.6インチ(解像度:1600×900) 14インチ(解像度:1600×900)
CPU Core i5-3210M 2.50GHz(第3世代) Core i5-3380M 2.90GHz(第3世代) Core i5-3320M 2.60GHz(第3世代)
OS Windows 7 Professional(64bit) Windows 7 Professional(64bit) Windows 7 Home Premium(64bit)
ストレージ HDD 500GB HDD 320GB SSD 128GB
メモリ 8GB(最大16GB) 4GB(最大16GB) 4GB(最大16GB)
光学ドライブ DVD+/-RW DVDスーパーマルチ DVDスーパーマルチ
Officeソフト なし KINGSOFT Officeライセンスカードが付属 KINGSOFT Officeライセンスカードが付属
値段 28,184円(税込) 22,788円(税込) 22,320円(税込)

表を見て分かるとおり、それぞれの機種に一長一短があり、どの機種にしようか相当迷った。

決め手は堅牢性と保守性

中古のノートパソコンを買うわけなのでやはり、どの程度消耗しているのか(今後どの程度持つのか)、が第一に気になる点である。
いろいろと調べた結果、以下のような理由から上で挙げた3機種のうちThinkPadを購入することに決めた。

頑丈に作られている上に、保守性が高いということで、中古でも割と安心して手を出せることが決め手となったわけである。

ThinkPad T430sの価格を確認
※安かったとしても、バッテリーが付属してなかったり、OSがインストールされてなかったりと何かしら不足している場合があるので、よく確認したほうが良い

追加のパーツ購入

ThinkPad T430sについては値段を考えれば、十分納得のいくスペックだとは思う。


しかし、ストレージがSSD(128GB)しかなかったり、メモリも4GBしかなかったりと多少不満も残るので、追加でいくつかパーツを買い足すことにした。

光学ドライブベイ用HDDアダプター

手持ちの2.5インチHDDがあるので、これが使えるように光学ドライブの替わりにHDDを入れられるアダプターを購入することにした。




はじめは上記の安い互換品でいいだろうと思っていたが、装着後に外れなくなったというレビューがAmazonで散見されたので、おとなしく純正品(ThinkPad SATA ハードディスクドライブ・ベイアダプター 43N3412)を購入しておくことにした。


なお、送料を含めると純正品のほうは互換品の倍近い値段(3,500円)となってしまう。


これで、SSD(OS等システムファイル用)とHDD(データ用)のハイブリッド構成となり、速さと容量のバランスが取れたより快適な環境になると思う。

メモリ

とりあえず8GBのメモリを買い足して様子を見ることにした。




それでも足りないようなら、さらに8GBを買い足して16GBの構成にしようと思う。

変換ケーブル

2.5インチHDDと入れ替える予定の光学ドライブを、外付けで使うための変換ケーブルも購入することにした。


これで、DVDドライブが外付けで使えるようになる。

新旧ノートパソコンのスペック比較

追加パーツを加味した状態で新旧ノートパソコンのスペックを比較してみる。

項目 dynabook Satellite B451/E Lenovo ThinkPad T430s
OS Windows 10 Pro(64bit) Windows 7 Home Premium(64bit)
ディスプレイ 15.6インチ WXGA(解像度:1366×768) 14インチ HD+(解像度:1600×900)
CPU Celeron B815 1.60GHz Core i5-3320M 2.60GHz(第3世代)
Officeソフト Microsoft Office 2010 WPS Office(Edition不明、KINGSOFT Office ライセンスカードが付属)
ストレージ HDD 320GB SSD 128GB+HDD 320GB
メモリ 6GB(最大8GBまで対応) 12GB(最大16GBまで対応)
光学ドライブ DVD-ROM DVDスーパーマルチ(外付け)



パーツをいくつか追加することでトータルの出費が約32,000円となり、予算の3万円を越えてしまうものの、スペック的には十分満足のいく構成となったので良しとする。


まとめ

  • 予算3万円以下で、ノートパソコンを買うことにした。
  • 買うのは、LenovoのThinkPad T430s(中古)に決めた。
  • パーツをいくつか買い足したことで、予算の3万円を越えてしまったが、いい買い物をしたと思う。
管理人: