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3Dプリンター(TEVO Tarantula)のテストプリントをした

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先日購入した3Dプリンタのキットを組み立てたので、早速テストプリントをしてみたが、どうにも動作がおかしい。


具体的には、フィラメントの出力位置にテーブルが移動しないため、フィラメントが床面に垂れ流しになるという感じだ。


検索してみても、同じような症状を見つけられなかったので、解決するまでに、丸半日を費やす羽目になった。

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上手く動作しなかった原因

3Dプリンタがうまく動作しない原因は、Y軸を動作させるためのステッピングモータZ軸を動作させるためのステッピングモータの配線が入れ替わっていることにあった。


私の購入したキットは随時バージョンアップが行われているようで、ご丁寧にも、メインボード上には配線用のシルク印刷がなされていた。


私は、何の疑いもなく、シルク印刷の指示通りに配線していたが、それが上手く動作しない原因だったのである。


つまり、メインボード上のシルク印刷が間違っていたか、もしくはシルク印刷は正しいのだがメインボード上のもともとのハンダ付けが間違っていたということである。

原因は分かったけれど

上手く動作しない原因が分かったので、最初は単純にY軸とZ軸の配線を物理的に入れ替えるという方法を取ってみた。


この対処により、とりあえず、Y軸とZ軸の動作が入れ替わり、一見正しく動作するように見えたが、これだけでは、まだ問題の解決には至らなかった。

ホームポジションが上手く認識されない

Y軸とZ軸を入れ替えただけでは、Y軸、Z軸ともに、動作が停止すべき点(ホームポジション)以上に動作しようしてしまう。


これは、Y軸とZ軸を入れ替えたために、それぞれのリミットスイッチが正しく認識されないことが原因であると、しばらくしてから気づいた。


Y軸とZ軸のリミットスイッチの配線を入れ替えることで、この問題も解決された。

あらためて、テストプリント

動作が改善したところで、テストプリントを行った。


テストプリントの素材は、20×20×20(mm)の立方体にした。

テストプリント中の様子

テストプリントの様子を動画に収めたので、紹介しておく。


(印刷開始直後)



(印刷開始後、10分)


なお、私が使用したソフト(printrun)では、下の画像のように印刷済みの部分の色が変わっていく。

(印刷制御用ソフトのキャプチャ)

テストプリントの結果


(テストプリントした20×20×20(mm)の立方体)



ちなみに立方体の寸法は、19.5×19.5×19(mm)くらいだった。


出力後は多少収縮するというので、こんなもんだろうと思う。


初めてのプリントにしては、それなりに上手く行ったのではないかと思う。

まとめ

  • プリンタの動作でハマった
  • 問題が解決したので、テストプリントをした(立方体)
  • 初めてにしては、そこそこ上手くプリントできた
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