これまでに、ブックオフの業績低迷について、2度ほど記事にしてきた。
ブックオフが赤字に転落

ブックオフの赤字幅拡大を受けて、「せどり」の今後について再考


そして今日また、こんな↓記事を目にした。
ブックオフ、深刻な客離れの兆候で赤字転落…ヤフオクのほうが「高く売れる」ことが判明


その記事によると、ブックオフは2016年3月期に上場以来の赤字に陥ったが、

17年3月期の第1四半期(4~6月期)も赤字となった

という。

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1.ブックオフのビジネスモデルの崩壊

上で紹介した記事によれば、ブックオフの直近5年の当期純利益は、以下のとおりであるという。

12年3月期 18億6700万円
13年3月期 10億5800万円
14年3月期 9億5100万円
15年3月期 1億5100万円
16年3月期 -5億2800万円

ここ数年で、ブックオフの業績が明らかに右肩下がりとなってきていることが見て取れる。

2.ブックオフのビジネスモデルは維持できるのか?

ブックオフの基本的なビジネスモデルは、古本などのメディア商品を、二束三文で買いたたいて、それより高く売るというものである。


こうしたやり方は、ブックオフ創業時には、上手くいったかもしれないが、今のような時代では通用しなくなってきている。

2.1.誰もがネットを通じて物を売ることが可能な時代

今は、ネットが十分に発達し、普及している時代であるといえる。


また、ネットの発達と合わせて、Amazonマーケットプレイス、ヤフオク、メルカリなどといった「物を売ることのできるサービス」も充実したものとなっている。


「物を売ることのできる」サービスの充実により、人は手軽に自分の持ち物を他者に売ることができるようになった。


オークションサイトやフリマアプリを通じて物を売る場合には、もちろんサービス利用料などの手数料が掛かってくる。
しかし、そうした手数料を差し引いたとしても、ブックオフにただ同然の値段で売るよりは、明らかに高値で売ることが可能となる。


ブックオフに1度でも物を売ったことがある人なら、ブックオフの買値が思っていた以上に低いと感じたことがあるはずである。


その一方で、ヤフオクなどでの取引経験があれば、ブックオフ(に限らず古物商全般に言えるが)に売るよりも、ヤフオクなどを利用して自分で売ってしまった方が、はるかに高く売れる、ということが体感的に分かるだろう。

2.2.「せどり」とブックオフ

これまで紹介してきた記事の中では、「せどり」についても触れられている。

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ブックオフで商品を購入して、ヤフオクで転売する「セドリ」と呼ばれる手法で利益を上げていた人たちは、ブックオフの商品がヤフオクでの需要を反映させた価格になってきたことから、ブックオフで購入しなくなった。

つまり、ブックオフは一般人はおろか、「せどらー」からも相手にされなくなったというわけである。


電子書籍(中古といった概念がない)の普及とともに、中古本市場が縮小する中、ブックオフの生き残る道は残されているのだろうか?

3.中古で買うより電子書籍のほうがコスパが良い

余談ではあるが、『Kindle Paperwhite』を手に入れてからというもの、古本を買う意義が薄れてきたということを実感している。


例えば、私は最近、↓の本を買ったときがそうだった。




私は、上記の本を買うにあたって、少しでも安く買おうと、最初は中古のものを探していた。


しかし、たとえ中古だとしても、「市場を反映した値付け」により、2,000円はすると知って、今度は、電子書籍版を検討することにした。


すると、電子書籍版では、670円の割引 (24%)+427ポイント (20%)が付くことが分かった。


結局、紙の書籍だと2,808円のところ、電子書籍版では実質、1,027円引きの1,781円で手に入れることができた。


また、安く手に入るほかにも、持ち運びが楽(私の購入した上記の本は650ページ以上ある)、家にいながらにして購入ができ、購入した次の瞬間には読み始められる、デバイスを複数持っていれば、同じ本の別ページを同時に参照できる、など、電子書籍にはメリットが盛りだくさんである。

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4.まとめ

  • ブックオフの業績がヤバい
  • ブックオフに売るよりヤフオクで売るという時代
  • 電子書籍はコスパが良い