Amazonで買えるおすすめ格安3Dプリンター(入門用)

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新型コロナウイルスが世界で感染拡大するなか、マスクやフェイスシールド用のパーツ作成で3Dプリンターがにわかに注目を集めている




ここでは、これまでに通算で8台の格安3Dプリンターを所有してきた私が、Amazonで買える手頃な価格のおすすめ機種(入門機)を紹介する。


まずは、比較的安価な3Dプリンターの機種選定をする際に考慮すべき4つの点について確認しておく。

  1. 組み立て式か完成品か ⇒ 概して完成品よりも組み立て式のほうが価格は安い。ただし組み立て式の場合、独力でトラブルを解決する力が必要となる。
  2. 本体フレームの材質 ⇒ 合成樹脂製フレームよりも金属製フレームのほうが3Dプリンター本体の剛性が高く、安定した造形品質が期待できる
  3. ヒートベッドの有無 ⇒ フィラメントは、素材により熱収縮率が異なる。熱収集縮率の高いフィラメント(例:ABS)を使用する場合、造形物が反ったり割れたりするのを抑えるためのヒートベッドが必須となる。
  4. 造形可能サイズ ⇒ 大は小を兼ねるが、造形可能サイズが大きくなると当然ながら3Dプリンター本体も大きくなり価格が高くなる。

Creality Ender-3

2万円から3万円の価格帯で私が一番おすすめする3Dプリンターは、「Ender-3である。


組み立て式で改造パーツが豊富にあるため、PCは自作派というような何かとカスタマイズすることが好きな人には特におすすめの機種である。


3Dプリンターをいろいろとカスタマイズすることが目的なのではなく、とにかく3Dプリンティングを楽しみたいというような場合には、Anycubic MEGA-S」がおすすめである


現状、価格と性能のバランスが一番良い3DプリンターEnder-3なのではないかと思う。実際、Ender-3は世界的に売れており、保守パーツやカスタマイズ用のパーツが豊富に流通している。

2万円程度で買える3Dプリンター「Creality 3D Ender-3」レビュー(組み立て編)
2万円程度で買える3Dプリンター「Creality 3D Ender-3」レビュー(テストプリント編)
2万円程度で買える3Dプリンター「Creality 3D Ender-3」レビュー(アップグレード編)


Ender-3の良い点は、以下の通り。

  • フレームが金属製
  • ヒートベッドがついている
  • ユーザー数が多いため、改造パーツが豊富でトラブルシューティングの情報も多い

また、主な特徴は以下の通り。

  • フレーム:アルミニウム
  • ヒートベッド:あり(110℃まで対応)
  • 造形可能サイズ:220 x 220 x 250mm
  • 対応フィラメント:ABS、PLA、PETG、TPU



なお、Ender-3のほかに改良版のEnder-3 Proも販売されている

主な改良点は以下の通り。

  • Y軸のフレームが強化されている(20 x 40mm ⇒ 40 x 40mm)
  • ビルドプレートがマグネット式になっており、造形物の取り外しが容易になっている
  • 電源が強化され、加熱速度が向上しているとともに静音化されている



Anycubic MEGA-S

3Dプリンターのカスタマイズには興味がなく、とにかくすぐにでも3Dプリンティングが始めたいということであれば、組み立てがほぼ不要な「Anycubic i3 Mega」が一番のおすすめである。


「Anycubic MEGA-S」は、カスタマイズなど行わなくても、安定した出力が期待できるほどに完成されている機種であるといえる。

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【3Dプリンター】Anycubic MEGA-Sレビュー



Anycubic i3 Megaの良い点は、以下の通り。

  • フレームが金属製
  • 組み立てが簡単(10分程度)
  • カスタマイズ不要で安定した出力
  • ディスプレイがタッチパネル

また、主な特徴は以下の通り。

  • フレーム:鉄
  • ヒートベッド:あり(100℃まで対応)
  • 造形可能サイズ:210 x 210 x 205mm
  • 対応フィラメント:ABS、PLA、PETG、HIPS、WOOD



改良型Prusa i3クローン

2万円以下で買える3Dプリンター 「Anet A8」のレビュー(組み立て編)
2万円以下で買える3Dプリンター 「Anet A8」のレビュー(動作編) 2万円以下で買える3Dプリンター 「Anet A8」のレビュー(動作編)
2万円以下で買える3Dプリンター 「Anet A8」のレビュー(改造編) 2万円以下で買える3Dプリンター 「Anet A8」のレビュー(改造編)

改良型Prusa i3クローンの良い点は、以下の通り。

  • Z軸モーターが2つ
  • エクストルーダーがダイレクト式
  • 各軸の直動機構がリニアブッシュ

また、主な特徴は以下の通り。

  • フレーム:アクリル
  • ヒートベッド:あり(100℃まで対応)
  • 造形可能サイズ:220 x 220 x 250mm
  • 対応フィラメント:ABS、PLA、PETG、HIPS、TPU、WOOD



Flsun QQ

Flsun QQ」はデルタ型と呼ばれる構造の3Dプリンターであり、デルタ型の場合、比較的造形時間が短い傾向にある。

デルタ型3Dプリンター 「Anycubic Kossel」のレビュー(組み立て編)
デルタ型3Dプリンター 「Anycubic Kossel」のレビュー(テストプリント編)


Flsun QQの良い点は、以下の通り。

  • フレームが金属製
  • 組み立てが簡単(20分程度)
  • 30A電源
  • モーターの動作音が比較的静か
  • ディスプレイがタッチパネル

また、主な特徴は以下の通り。

  • フレーム:アルミニウム
  • ヒートベッド:なし
  • 造形可能サイズ:直経260mm、高さ370mm
  • 対応フィラメント:ABS、PLA、PETG、HIPS、WOOD



まとめ

  • Amazonで買える2万円~3万円のおすすめ3Dプリンターを紹介した
  • 一番のおすすめは、「Creality Ender-3
  • そのほか、「Anycubic i3 Mega」もおすすめ