4000ピースを超える大型モデル  レゴ(LEGO)テクニック「全地形対応型クレーン (42082)」レビュー

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レゴテクニックの超大型電動モデル「全地形対応型クレーン(42055) 」を購入したのでレビューする。

レゴ(LEGO)テクニック史上最大 「バケット掘削機(42055)」のレビュー

テクニックの大型電動モデルとしては、 「バケット掘削機」以降も「全地形マグナムレッカー車 (42070)」、「MACK アンセム (42078)」などが発売されているが、あまり興味をそそられなかったので購入は見送っていた。

しかし、今回の大型電動モデルである「 全地形対応型クレーン(42055) 」 は4,000ピース越えで、全高が1mにもなるということで、がぜん興味がわいていた。

ピース数は4057ピース(モーター、バッテリーボックス、輪ゴム、紐含む)もあり、これはあのバケット掘削機(3,929ピース)を上回っている

なので、箱も当然でかい。

600mlのペットポトルと箱の大きさを比較

完成後のサイズなどを測ってみると下表の通りとなった。

全長全幅全高重量
通常時約69cm約21cm約28cm約3,300g
ジブ伸長・アウトリガー展開時約105cm約26cm約100cm 約3,300g

バケット掘削機(下表)と比べてみることで、その大型モデルぶりがよくわかる。

全長全幅全高重量
約76cm約26cm約40cm約3,400g

組み立て

さすがに400ピースを超える超大型モデルともなると、組み立てにはかなりの時間を要するため、それなりの覚悟が必要である

工程数は全部で1170となっており、工程数669のバケット掘削機と比べると、1.5倍以上の工程が必要である。

全地形対応型クレーンとバケット掘削機の工程数

組み立てについては、3日に分けて行った。正確に測ったわけではないが、組み立てにトータルで15時間程度はかかったような気がする。

ただし、この15時間には、組み立ての工程がある程度まで進んだ段階で、組み間違いが発覚し、それを修正するという作業(計2回)が含まれている。

工程1

工程1は、1~144までとなっている。

まだ小さい。

工程1完了

工程2

工程2は、145~273となっている。

工程1の時と比べると、3倍くらいの大きさになった。

工程2完了

工程3

工程3は、274~373となっている。

足が生えてきて、生き物っぽく見えてきた。

工程3完了

工程4

工程4は、374~431となっている。

エンジンが搭載された。

エンジン
工程4完了

工程5

工程5は、432~484となっている。

工程5完了

工程6

工程6は、485~ 514 となっている。

真ん中にリング状のものが追加された。

工程6完了

工程7

工程7は、515~600となっている。

側面にハシゴなどが付いた。

工程7完了
工程7完了

工程8

工程8は、601~663となっている。

タイヤが付いて、車らしくなってきた。

工程8完了

工程9

工程9は664~773となっている。

ここから、クレーンの組み立てとなる。

工程9完了

工程10

工程10は、734~828となっている。

バッテリーボックスとモーターがついたことにより、動力が追加された。

工程10完了

工程11

工程11は、829~966となっている。

クレーンも完成し、だんだん完成に近づいてきた。

工程11完了

工程12

工程12は、967~1070となっている。

工程12完了

工程13

工程13は、1071~1170となっている。

運転席とコンテナのようなもを組み立てて、完成した。

工程13完了

バケット掘削機との大きさ比較

「全地形対応型クレーン 」は4000ピースを超える大型モデルである。ということで、それまでレゴテクニックで最大であった「バケット掘削機」との大きさ比較を行った。

「全地形対応型クレーン」の通常時で大きさを比較すると、下表のとおりである。

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全長全幅全高
バケット掘削機約76cm約26cm約40cm

全地形対応型クレーン
約69cm 約21cm約28cm

「全地形対応型クレーン」 の ジブを伸長させて、アウトリガーを展開させた時の大きさで比較すると、下表のとおりである。

全長全幅全高
バケット掘削機約76cm約26cm約40cm
全地形対応型クレーン約105cm約26cm約28cm

ギミック

ここからは、ギミックを紹介していく。

ジブの伸縮

電動でジブの伸縮ができる。

なお、ジブを目いっぱい伸ばすと約1mの高さになる。

ジブを目いっぱい伸ばした状態

600mlのペットポトルと比較すればどれだけの高さなのかがよく分かる。

600mlのペットポトルと比較

ジブを動作させる際には、スイッチの位置を切り替えることによって行うが、結構複雑である。

ジブを伸ばす様子を動画にした。

フックの伸縮

電動でフックの伸縮ができる。

クレーン基部の回転

電動でクレーンの基部を左右に回転させることができる。

クレーン基部を動作させる際には、2か所のスイッチで切り替え操作を行う必要がある。

アウトリガーの出し入れ

電動でアウトリガーの出し入れができる。

アウトリガーを動作させる際にも、2か所のスイッチで切り替え操作を行う必要がある。

ステアリング操作

ホイールのステアリング操作は、手動でつまみを左右に回すことによって行う。

ステアリング操作用のつまみ

収納

左右側面にツールボックスの収納末ペースが備えられている。

収納スペース(左側面 )
収納スペース(左側面 )
収納スペース(右側面 )
収納スペース(右側面 )

運転席

ドアを開閉できる。

ドア(閉)
ドア(開)

まとめ

  • レゴテクニックの全地形対応型クレーンは4000ピースを超える超大型モデル
  • 組み立てには15時間程度かかる
  • ギミックの切り替えスイッチがスライド式なのが新鮮だった