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あること・ないこと日記
昨日、リサイクルのことについて書くためにいろいろ調べたりしていたら、1つ意外な事実を知った。
ハードオフとブックオフとは、よく隣り合わせで店を構えている。
このハードオフを私は、ブックオフのグループ企業の1つだと思っていた。
また、オフハウスやホビーオフも同様に、ブックオフグループの展開するリサイクショップであるととらえていた。
ところが、これは大きな誤りで、ブックオフとハードオフとは、れっきとした別会社だったのである。
ハードオフは、1993年2月に1号店が開店し、1995年4月より、株式会社ハードオフコーポレーションとなった。本社は、新潟県新発田市にある。
対して、ブックオフは、1990年5月に1号店が開店し、1992年6月から、ブックオフコーポレーション株式会社となった。本社は、神奈川県相模原市南区にある。
そして、ブックオフの代表取締役社長は、松下展千で、ハードオフハードオフの代表取締役会長兼社長は山本善政である。
こうして比べてみると、両者(社)は、明らかに別会社であることが分かる。
このように、ハードオフがブックオフのグループ会社であるというような認識は、まったくの誤りであり、それぞれが独立した上場企業なのである。
しかし、全くの無関係なのかというと、別会社ではあるが、全く無関係とういわけでもない。
ハードオフ創業者の山本善政は、ブックオフ創業者である坂本孝の主催する起業勉強会に参加しており、創業者同士に個人的なつながりがあったという。
この点では、両者(社)は関係があると言え、現在でも友好企業として互いのフランチャイズに加盟しあっている。さらに、互いにほぼ同数の相手株を持ち合っている。
ところで、ブックオフとハードオフには1つ決定的な違いがある。
ブックオフとハードオフは、ともに宅配買取やネット上での販売を行っている。
ブックオフで買取不可とされるものは、さほどないが、ハードオフでは扱う品物の性質上、買取不可のものが思っている以上に多い(例えば、3辺合計が160cm以上の家電製品は買取不可。冷蔵庫、洗濯機など)。
これは売る前によく確かめないと、思わぬ痛い目(着払いでの返送)にあう可能性があるので、十分注意すべきである。
ハードオフで買取不可のものは、”買取不可リスト”で確認できる。
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