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1か月ほど前に、やぎろぐのブログカレッジについて記事を書いた。
その後(2016年6月28日)、やぎろぐは、はてなブログ運営からペナルティを受け、WordPressに移行するという動きがあった。
そして、最近ブログカレッジ参加者の2つの記事を読んだのを機に、ブログカレッジが初心者ブロガーを対象としている理由について、私なりの考えを書いてみたいと思う。
目次
やぎろぐのブログカレッジとは?
ブログカレッジとは、やぎろぐの運営者である八木仁平が主催する、ブログ初心者向けのサロンである。
現在(2016年8月1日)、200名ほどの生徒が在籍し、日本で最大規模のブログサロンとなっている。
初心者が対象
上でも述べた通り、ブログカレッジは、そもそも初心者を対象としている。
そのことは、ブログカレッジのコンセプトに明記されている。
ブログカレッジは、初心者ブロガー向けのコミュニティです
ブログサロンとして最大規模にまで成長したブログカレッジではあるが、初心者向けとなっていることから、手詰まり感も出始めている。
ブログカレッジの手詰まり感を示す2つの記事
ここで、ブログカレッジ生徒の手による2つの記事を紹介してみたい。
ブログカレッジには、イメージと実態にズレがある
まず、1つの目の記事が”八木仁平のブログカレッジをイノベーター理論とキャズム理論で分析&勝手にコンサルしてみた”である。
上の記事では、「ブログカレッジは、初心者向けと言いながらも、実際には、ブログをしばらく運営している中級者以上の参加者が多い」ということを問題点として指摘している。
このように、ブログカレッジの生徒ですら、ブログカレッジが初心者を対象としていることについて、疑問を口にしている。
ブログカレッジを退会
2つ目の記事が”「八木仁平のブログカレッジ」を5ヶ月で退会しました。退会すると決めた5つの理由”である。
上の記事では、ブログカレッジを退会した理由について述べられている。
記事の中では、退会した理由がいくつか挙げられているが、そのうちの1つに下記のような理由があった。
超初心者から中級者までいて超初心者向けになりつつある
このように、ブログカレッジが初心者向けであるということを理由に、退会を決めたというのである。
ブログカレッジは、なぜ、初心者向けなのか?
すでに述べたように、ブログカレッジが初心者向けであることから、そのことを問題視する生徒も現れ始めている。
であれば、ブログカレッジをより高次の内容を扱ったコミュニティへとシフトさせていけば、良いのではないかと考えられるが、そうすることのできない事情がある。
ブログカレッジが初心者向けにならざるを得ない理由
”やぎろぐを運営する八木仁平の「危険性」と、彼に言いたいこと”では、やぎろぐの収益構造について考察しているが、その中で、八木仁平はSEO知識を持ち合わせていないようだという趣旨の発言がある。
八木仁平の場合、たまたまヒットした記事があったために収益を伸ばすことができただけであり、確かなSEO知識や体系だったマネタイズにより得られた収益ではないのである。
そのためそこでの収益に再現性はなく、ブログカレッジでは初心者ブロガーを対象にするしかないということになる。
ブログカレッジ主催者である八木仁平にはまっとうなSEO知識がないために、PV数のわずかな初心者ブロガーのブログPVを倍増させるといった程度の価値しか提供することができない。
なお、八木仁平のネームバリューをもってすれば、元々わずかしかなかったPV数を数倍にするということは、なんら難しいことではない。
このことは、”「やぎろぐ」の八木仁平による「ブログカレッジ」は上手くいくのか?”でも詳しく述べている。
※2016年12月2日追記:「八木仁平」、「やぎろく」、「ブログカレッジ」を主なキーワードとして書いた本記事は、「やぎろぐ ブログカレッジ」の複合ワードでgoogle検索を行うと、「やぎろぐ」のサイトの記事(2~3)の次に本記事が表示される(2016年12月2日21:35現在)。
ブログカレッジは組織的な運営ができない
ブログカレッジが初心者向けであることとあわせて、その運営のしかたについても、問題点を指摘することができる。
上で上げた2つの記事でも、ブログカレッジの運営について、いくらか言及されている。
・参加人数は多いのに活発なのは一部の人のみ
・上層部が忙しいみたいで発言が少ない
・場所の提供で年間約6万円は高い
実質的に初心者を輪の中に引き上げてくれるシステムはありません
引用元: いつまでもアフタースクール八木仁平のブログカレッジをイノベーター理論とキャズム理論で分析&勝手にコンサルしてみた
ブログカレッジは、学生サークルの延長
彼は新卒での就職を行わず、フリーランスとして活動することを選んだ。
そのため、人さまからお金をいただいて、組織を体系だって運営するといったような経験を、彼はしたことがないはずである。
もちろん、大学のサークル程度の運営を行ったことはあるかもしれないが、有料サロンと大学のサークルとでは、運営に求められるスキルは当然、異なってくる。
そして、八木仁平に有料サロンを運営できる資質を見出すことは、できなかった。
事実、ブログカレッジのサービス内容の1つに、「体育祭」 が含まれているが、これを見た時に私が感じたのは、「完全に学生のノリだな」というものであった。
これは、有料サロンを大学のサークルか何かとはき違えているものと思われる。
八木仁平は、学生ノリの延長で、有料のブログサロンを運営しているといっても過言ではない。
そのような、有料サロンに、明るい未来があるとは到底思えない。
現状の、ブログカレッジ主催メンバーは、以下のような得体のしれない人物(顔出ししていない者もいる)ばかりである。
- 学長「八木仁平」
- 教授「宮森はやと」
- 教授「ルカ」
- 助教授「keita」
まっとうなサロンを運営したいなら、早急にプロのwebコンサルタント(もちろん、名ばかりコンサルでは意味がない)を雇い入れるべきである。
まとめ
- ブログカレッジには手詰まり感が出ている
- 八木仁平には、有料サロンを運営する資質はない
- ブログカレッジは、プロのwebコンサルを雇うべき