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先日、Arduino Uno互換機と赤外線リモコンを使うことによって、メカナムホイールのラジコンカーを作ることに成功した。
しかしながら、2メートルも離れてしまうと操作不能になってしまい、ラジコンとしては残念な感じである。
そこで、今度はWi-Fi越しにスマホなんかで操作できるようにすることにした。
見た目的には、Arduino互換機を使った赤外線ラジコン版とあまり変わらない。
オムニホイールのWi-Fiラジコンカーを3Dプリンターで自作した(ESP32)
Arduino Uno互換機を使ってメカナムホイールのラジコンカーを作った
動作
スマホで操作している様子
ESP-WROOM-02
ESP-WROOM-02は、Arduino IDEの利用が可能な、安価で小型のWi-Fiモジュールである。
Arduino IDEの利用が可能であることから、Arduino Unoとほぼ同じような感覚で、プログラムを組むことができる。
メカナムホイールのWi-Fiラジコン化にあたっては、この安価で導入が容易なESP-WROOM-02を使うことにした。
使用パーツ
使用するパーツについては、Arduino Uno互換機がESP-WROOM-02に置き換わったのと、LEDが1つ追加された以外は、基本的に前回の記事と同様である。
配線
プログラム
#include <ESP8266WiFi.h>
#include <WiFiClient.h>
#include <ESP8266WebServer.h>
#include <ESP8266mDNS.h>
#include <Servo.h>
const char* ssid = "nova";
const char* password = "novanova";
const int PIN_LED = 4;
Servo F_R;
Servo F_L;
Servo B_R;
Servo B_L;
String html = "";
ESP8266WebServer server(80);
void setup(void){
pinMode(PIN_LED, OUTPUT);
digitalWrite(PIN_LED, LOW);
F_R.attach(14);
F_L.attach(12);
B_R.attach(16);
B_L.attach(5);
html = "<!DOCTYPE html>\
<html>\
<head>\
<meta charset=\"UTF-8\">\
<meta name=\"viewport\" content=\"width=device-width,initial-scale=1,minimum-scale=1\">\
<style>\
table td{\
padding:15px;\
}\
</style>\
</head>\
<body>\
<br>\
<br>\
<br>\
<table>\
<tr><td><input type=\"button\" value=\"↖\" style=\"font-size:32px;\" >
まとめ
- 赤外線ラジコンのメカナムホイール車をWi-Fiラジコン化した
- Wi-Fiラジコン化には、ESP-WROOM-02を使用した
- 次は、オムニホイール車のWi-Fiラジコンを作る