2万円台から買える大型3Dプリンター「Anet A8 PLUS」レビュー(改造編その1)

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Anet A8 PLUSにいくつかの改造を施したので紹介する。

2万円台から買える大型3Dプリンター「Anet A8 PLUS」レビュー(動作編)
2万円台から買える大型3Dプリンター「Anet A8 PLUS」レビュー(組み立て編)
2万円台から買える大型3Dプリンター「Anet A8 PLUS」レビュー(内容確認編)

電源用ファン

電源用のファンの音が結構でかいので、静音ファンに交換してみた。

交換した結果、体感できる程度の差はあった。

ビフォアー
アフター

ちなみに、ケースに入れた場合の音の大きさは明らかに違いを感じられるが、ケース外に出してる場合には、それほど違いは感じられない。

ビフォアー
アフター

なお、電源用のファンは24Vのものが使われているのだが、簡単に手に入りそうな静音ファンは12Vのものしか見当たらなかった。そのため、降圧型の
DC/DCコンバータ
が必要になり、交換には一手間かかる。

降圧型DC/DCコンバータを取り付けた
電源内部

このほか、 Thingiverseからいくつかのパーツを導入して「Anet A8 PLUS」に改造を施した。

X軸

X軸のベルトテンショナー を交換したほか、 リニアブッシュとシャフトを日本製のものに取り替えた。

シャフトについては、軸径8mmのものをモノタロウ で調達した。長さを1mm単位で 指定してオーダーできるので便利である。

ただし、値段は中華製シャフトの約2.5倍(1本で1300円程度)(ステンレス製の場合は1本で2000円程度)になる。それに見合うだけの効果が得られるかというと、微妙である。

シャフト交換前後で印刷品質に目視できるレベルでの違いは見られなかったからである。

もちろん、キャリッジのスライドがシャフトの交換前より明らかに滑らかになったのは間違いない(スライド時の音が小さくなった)が、それが印刷品質に直結するかといえば、そうではないということである。

X軸ベルトホルダー

ベルトテンショナーを変えたのに伴い、ベルトホルダーも変更した。

ベルトは、長さ調整後のキット付属のものでは長さが足りず、手持ちのベルトを使用したが、キット付属のものに比べて厚みがあったため、それに対応したホルダーを探した。

が、別とを固定しようとしてる段階で破損したため、使うのをやめた。

取れた

この破損の仕方は、他のベルトホルダーパーツでも同様に生じる可能性が高いと思われる。

なので、Anet A8と同じようにボルトと結束バンドで固定することにした。

なお、このような止め方をすると、ベルトの回転方向が逆になるので、モーターの取り付け位置を反対向きにする必要がある。

X軸モーターを反対向きに取り付けた

X軸ベルトテンショナー

組み立て編の時にも書いたが、X軸のベルトテンショナーが素人目に見ても、あまりにも頼りなさそうなので、Thingiverseから探してきた別のパーツに交換した。

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リニアブッシュホルダー

リニアブッシュを日本製のものに取り換えるにあたり、リニアブッシュホルダーが必要となった。

Y軸

画像は特に用意していないのだが、X軸同様、リニアブッシュとシャフトを日本製のものに替えた。なお、中華製だと1個100円程度だが、日本製だと1個400~500円である。

Z軸

ブレ防止のパーツを2種類取り付けたほか、コーナーブラケットを取り付け、リードスクリューのナットをアンチバックラッシュナットに替えた。そのほか、ガイドロッドを日本製のものに取り替えた

Z軸のブレ防止パーツ①

Z軸のほうは、「Anet A8」の改造時とに使用したパーツと同じものを導入した。

Z軸のブレ防止パーツ②

「Anet A8」のときは、上のパーツのみで事足りていたが、「Anet A8 PLUS」ではZ軸の長さが増しているので、別のブレ防止パーツを探して追加した。

Z軸ブレ防止パーツ(右側Z軸用)

アンチバックラッシュナット

まとめ

  • 「Anet A8 PLUS」のX軸、Y軸、Z軸のパーツを交換、追加した。
  • 電源用のファンを静音化し、各軸のリニアブッシュとシャフトを日本製のものに取り換えた。
  • 次回の改造では、モータードライバの交換により静音化を目指し、オートレベリング化もする。