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OoePlus6Tを「独身の日」(11月11日)のセールで買ったのでレビューする。
目次
OnePlus 6T
「OnePlus 6T」は「OnePlus 6」のマイナーチェンジにあたる機種で、基本的な部分での性能(Snapdragon 845)には変わりがない
しかし、いくつかの部分で違いがある。
主な変更点は以下の通り。
- 指紋認証の位置(背面 → 画面内)
- ディスプレイサイズ(6.28インチ → 6.41インチ)
- ディスプレイのノッチ縮小
- バッテリー容量(3300mAh → 3700mAh)
- イヤホンジャック廃止
- 通知LEDランプ廃止
色々と細かな違いはあるものの、基本的に使い勝手は、「OnePlus 6」と変わらない。
OnePlus 6レビュー(カメラとベンチマークスコアをOnePlus 5Tと比較)
画面内指紋認証
今回のマイナーチェンジで一番の特筆すべき点は、画面内指紋認証の採用であると思う。私が今回購入を決めたのも、画面内指紋認証を試してみたかったからというのが、一番大きな理由である。
アンビエントディスプレイを有効にしていると、端末本体を持ち上げるか、画面をタップすると、指紋マークによって認証位置がディスプレイ上に表示される。
位置を確かめながら行わないと、指を置く位置がずれて認証がうまくいかなかったり、認証にかかる時間がワンテンポどころかツーテンポぐらいは遅くなっているように感じられたりと、少なくとも「OnePlus 6T」の画面内指紋認証に関しては、通常の指紋認証に劣っていると言わざるを得ない。
OnePlus 6TとOnePlus 6
「OnePlus6T」のほうがディスプレイサイズが大きいが、これは本体のサイズが若干縦方向に大きくなっていることに加え、本体下部のベゼル幅が小さくなっていることによるものである。
ベンチマークスコア
基本的に違いはないのだが、一応、「OnePlus 6T」と「OnePlus 6」のベンチマークスコアを載せておく。
Antutu Benchmark
SoCが同じなので当然ではあるが、ほぼ同じスコアである。
OnePlus 6T | OnePlus 6 |
---|---|
Geekbench 4
若干、「OnePlus 6T」のほうが高いスコアとなった。
OnePlus 6T | OnePlus 6 | |
---|---|---|
CPU | ||
COMPUTE |
AndroBench
RAMの容量は「OnePlus 6T」が6GBであるのに対して、「OnePlus 6」では8GBであったが、結果はほぼ同じスコアであった。
OnePlus 6T | OnePlus 6 |
---|---|
OnePlus 6Tは買いか?
「OnePlus 6T」の使い勝手については、必ずしも「OnePlus 6」を上回っているとはいいがたい。基本的な性能が変わっていない一方で、イヤホンジャックや通知LEDランプが廃止されてしまっているからである。
なので、最新機種でないと気が済まないだとか、どうしても画面内指紋認証を試してみたいという強いこだわりがなければ、「OnePlus 6T」をあえて選ぶ理由はないように思う。価格を比べると「OnePlus 6」のほうが1万円ほど安くなっているため、今、「OnePlus 6」を選択するというのは、全然ありだと思う。