2万円程度で買える3Dプリンター「Creality 3D Ender-3」レビュー:テストプリント編

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前回の「Creality 3D Ender-3」レビュー記事では、組み立てを行った。


今回のレビュー記事では、テストプリントを行う。

※Ende-3 Proのレビュー↓を追加

【3Dプリンター】Ender-3のメインボードとモータードライバを取り替えて静音化した(TMC2208)
【3Dプリンター】Ender-3にオートレベリングを追加した(BLTouch互換品)
【3Dプリンター】Ender-3のファームウェアを書き換えた(Marlin1.1.9)
2万円程度で買える3Dプリンター「Creality 3D Ender-3」レビュー:改造編
2万円程度で買える3Dプリンター「Creality 3D Ender-3」レビュー:組み立て編






テストプリント

キューブ(XYZ 20mm Calibration Cube)

使用データ:XYZ 20mm Calibration Cube


いつものように、まずはキャリブレーション用のキューブを出力した。


なお、積層ピッチは0.2mmで、スライサー(Cura)の設定は↓の画像のとおり。






(X平面)



(Y平面)



(Z平面)



このキューブは1辺が20mmの立方体である。


出力後の長さを確認してみた。












長さは20㎜よりも長かったり短かったりと、ばらつきがみられた。

船(3DBenchy – The jolly 3D printing torture-test)

使用データ:3DBenchy – The jolly 3D printing torture-test


定番のベンチマーク用の船も出力した。

積層ピッチ0.2mm

出力にかかった時間は、1時間50分だった。


なお、スライサーの設定はキューブの場合と同じである。

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直線やZ平面上の円は正しく出力されているが、なぜかXY平面上の円だけが歪んで楕円となって出力されてしまうが、基本的には良好な出力結果に見える。


これは、何らかの調整が必要なのかもしれない。

積層ピッチ0.1mm

出力にかかった時間は、3時間41分だった。


スライサーの設定は、積層ピッチ以外はキューブの場合と同じである。






























0.2mmピッチの時同様、XY平面上の円が歪んで出力されてしまうが、それ以外は良好な出力結果に見える。

出力品質の改善策

Thingiverseで見つけたX軸ベルトテンショナーとY軸ベルトテンショナー、その他いくつかのアップグレードパーツを導入しようと思う。





まとめ

  • 「Creality 3D Ender-3」のテストプリントを行った
  • XY平面上の円の出力だけが上手くいかず、楕円になってしまう
  • 出力品質改善のために、Thingiverseで見つけたアップグレードパーツを導入する