2016年のレゴテクニックフラッグシップモデルである「バケット掘削機(42055)」を購入したのでレビューしてみる。


このモデルは、人類史上最も大きな自走機械としてギネスにも登録されている「バケットホイールエクスカベーター」という露天掘削機を再現したものとなっている。


そのため、レゴテクニックの「バケット掘削機」についても、レゴテクニック史上最大の3,929パーツ(モーター、バッテリーボックス含む)という超大型モデルに仕上がっている。


当然ながら、パーツの収められた外箱もでかい。
大きさが比較できるように新書版少年コミック(幅113mm×高さ177mm)と外箱を一緒に写した画像を用意した。

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(画像右上部が比較用少年コミック)

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(画像中央部が比較用少年コミック)



「バケット掘削機」は、それまでレゴテクニック史上最大とされていた「メルセデス・ベンツ アロクス 3245(42043) 」と比べても、1,000以上もパーツ数が多く、その大型ぶりをうかがい知ることができる。

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1.組み立て

組み立ての工程は、全部で8つに分けられており、それぞれの工程ごとにある程度まとまった単位で組み立てられるように設計されている。

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2.1.パーツ構成

パーツは、それぞれの工程で必要なものに分けて袋詰めされていた。
なお、No.1~No.3については、外箱の中にさらに別の箱があり、その中に入っていた(画像の白い箱)。

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(No.1~No.3)

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(No.4、No.5、モーター、組み立て説明書)

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(No.6~No.8)



4,000パーツ近くあることもあり、パーツ数の多さに圧倒された。

2.2.工程1「ダンプトラック」

まずは、メインの「バケット掘削機」ではなく、おまけと思われる「ダンプトラック」からの組み立てとなっていた。

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(横から)

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(正面から)

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(後ろから)



おまけとはいえ、手動ギミックが2つあり、割とこった作りとなっている。
2つあるつまみを回すことで、それぞれステアリング操作荷台の上げ下げが可能となっている。

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(荷台を持ち上げたところ)

2.3.工程2「自走部分」基部

次は、「バケット掘削機」の「自走部分」基部の組み立てとなっていた。

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(「自走部分」基部)

2.4.工程3「無限軌道」

工程3は、無限軌道(キャタピラー)の組み立てとなっていた。

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(動輪)

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(履帯)

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(「自走部分」基部と無限軌道を合体)



ここまでで、「自走部分」が完成した。

2.5.工程4「バケット掘削機」基部

工程4の途中ではあるが、この段階で、工程3までの部分と合体させる手順となっていた。

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(工程4の途中の段階)

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(工程3までの部分と合体)



肝心のバケット掘削部分がないため、まだこの段階では、「バケット掘削機」らしさを感じられない。

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(工程4までを終えた段階)

2.6.工程5「ベルトコンベア」

工程5では、「ベルトコンベア」部分の組み立てとなっていた。

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(横から)

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(正面から)



ここまでの段階でも、やはりまだ、「バケット掘削機」らしさは見られない。

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(工程4までの部分と合体)

2.7.工程6「ホイール付きベルトコンベア」

工程も終わりに塚付いてきて、ようやく「バケット掘削機」のメインとなる「ホイール付きベルトコンベア」部の組み立てに入った。


ベルトコンベア先端の「ホイール部分」には8つのバケットが付いている。

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(組み立て途中)

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(ホイール部とベルトコンベア部が合体し、工程6の完成)



「バケット掘削機」のメインとなる部分であることから、全工程中で最もパーツ数の多い工程であった。

2.8.工程7「動力部」

ここでは、モーターやバッテリーボックスを取り付けて、「バケット掘削機」の「動力部」を組み立てる工程となっていた。

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(動力部の完成)



「動力部」のモーターは1つのみであるが、たくさんのギアが取り付けられており、スイッチを切り替えることで、さまざまな動作が可能となっている。

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(動力部裏側)

2.9.工程8「外装」

最後は、「操縦席」、「はしご」、「手すり」、「ライト」などの取り付けといった外装のディテールアップの工程となっていた。

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(全工程を終えた状態)

2.10.組み直し

12時間ほどかけてようやく完成した。


早速、動かして見ようとしたものの、「ホイール」部の動作に引っかかりがあり、「ホイール」が全く回転しなかった。
そのため「ホイール」部(と「ベルトコンベア」部)のみばらして、組み直すことにした。


2時間ほどかけて組み直したところ、引っかかりは解消され、無事「ホイール」が回転するようになった。


このように、レゴテクニックの「バケット掘削機」については、「ホイール」の動作に引っかかりが生じていないか、パーツを組み付けるごとに、確認しながら組み立てる必要がある

2.11.完成

組み直しを終え、本当の意味で完成したので、何枚か写真を撮った。

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(横から)

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(上から)

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(ダンプトラックと)

2.11.1.大きさ比較用画像

外箱同様、少年コミックとの大きさが比較できる画像を用意した。

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(横から)

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(上から)

2.11.2.完成後のサイズと重量

完成したところで、全体のサイズと重量について計測してみた。
多少の誤差があるかとは思うが、計測結果は下表の通りであった。

「バケット掘削機」計測結果

全長 全幅 全高 重量
約76cm 約26cm 約40cm 約3,500g

※なお、サイズ、重量ともにダンプトラックは含まない数値である。

2.ギミック

「バケット掘削機」には、モーターによる電動のギミックと、手でつまみを回すことによって動く手動のギミックが備わっている。

2.1.電動ギミック

電動のギミックには、「ホイール部の回転」、「ホイール付きベルトコンベア部の回転」、「掘削機本体の前後進」がある。


「バケット掘削機」に付属するモーターは1つのみであるが、いくつかのスイッチを切り替えることにより、上記の動作を可能としている。

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(電動ギミックのスイッチ)

2.1.1.ホイール部の回転

ホイール部の回転は、ベルトコンベア部の回転と連動しており、どちらか一方でも組み立てが上手くいっていないと、どちらも動かなくなってしまうので注意が必要である。


ホイール部の動作については、画像では上手く伝わらないので、LEGO公式の動画で確認していただきたい。

2.1.2.ホイール付きベルトコンベア部の回転

「ホイール付きベルトコンベア」部は、360度の回転が可能となっている。


下記2枚の画像を見比べてもらえば、「ホイール付きベルトコンベア」部が「自走」部に対して90度回転しているのがよく分かる。

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(回転前)

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(回転後)

2.1.3.掘削機本体の前後進

掘削機本体の前後進については、非常にゆっくりとした動作となっている。
下記動画でご確認似いただきたい。

2.2.手動ギミック

手動ギミックには、「ホイール付きベルトコンベア部の上下」、「ベルトコンベア部の回転」、「はしごの上げ下ろし」、「操縦席の屋根開閉」がある。

2.2.1.ホイール付きベルトコンベア部の上下

「ホイール付きベルトコンベア」部は、手動でつまみを回すことにより、上下させることが可能となっている。

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(画像中央部がつまみ)



「ホイール付きベルトコンベア」部を最大まで下げた状態では、バケット最下部が地面すれすれとなる

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(最大まで下げた状態)



「ホイール付きベルトコンベア」部を最大まで上げた状態では、水平に近くなる。

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(最大まで上げた状態)

2.2.2.ベルトコンベア部の回転

ホイールの付いていない「ベルトコンベア」部は、手動でつまみを回すことにより、180度回転させることが可能となっている。

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(画像中央部がつまみ)

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(一番右まで動かした状態)

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(一番左まで動かした状態)



なお、「ベルトコンベア」部の回転は、スイッチを切り替えることにより、ロックできるようにもなっている。

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(「ベルトコンベア」部の動作切り替えスイッチ)

2.2.3.はしごの上げ下ろし

つまみを手動で回すことにより、はしごの上げ下ろしが可能となっている。

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(画像中央部がつまみ)

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(はしごを上げた状態)

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(はしごを下ろした状態)

2.2.4.操縦席の屋根開閉

操縦席の屋根は、手動により開閉可能となっている。

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(操縦席の屋根を閉じた状態)

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(操縦席の屋根を開いた状態)

3.Bモデル

レゴテクニックの「バケット掘削機」は、パーツを組み替えることにより「移動農耕プロセッサー」(Bモデル)を組み立てられるようになっている。


「Bモデル」では、2種類のブリックを投入口から入れると、2本あるベルトコンベアに、選別して送ることができるらしく、ホイールが回転するだけの「Aモデル」より、そちらの方が面白そうだ。

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(「バケット掘削機」に付属する選別用の2種類のブリック)



「Bモデル」の方も組み立ててみようと思う。

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4.まとめ

  • レゴテクニック史上最大の「バケット掘削機」は、箱も本体もでかい
  • 「ホイール」部の組み立て時には、動作に引っかかりが生じていないか注意する必要がある
  • Bモデルの「移動農耕プロセッサー」のほうがギミック的に面白そうだ



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