超音波距離センサ赤外線近接センサを使って障害物を避けて走るクローラー車を作った。


いろいろと試行錯誤した結果、いい感じに調整できたので紹介する。

スマホで操作できるオムニホイールのWi-Filラジコンカーを3Dプリンターで作った(ESP32)
Arduino Uno互換機を使ってメカナムホイールのラジコンカーを作った
スマホで操作できるメカナムホイールのWi-Fiラジコンカーを作った(ESP-WROOM-02)


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障害物を避ける動作

  1. 障害物との距離が20cm未満の場合:障害物と反対方向に緩やかに曲がる(赤LED点灯)
  2. 障害物との距離が15cm未満の場合:障害物と反対方向に急角度で曲がる(赤LED点灯)
  3. 障害物との距離が8cm未満の場合:一旦バックしてから左右どちらかにランダムで転回する(赤LED点滅)



(障害物を避けて走る様子)



(3方を壁に囲まれていた場合)



なお、モーターにセラミックコンデンサをつけなかった場合には、モーターの低回転時の動作が上手くいかなかった(モーターの回転が止まってしまう)ので、やはりノイズ除去の対策は必要なのだと思った。

使用品一覧

品名 用途
Arduino Uno(互換機) クローラー車の動作制御
超音波距離センサ(HC-SR04) 障害物検知
赤外線近接センサ(LM393) 障害物検知の補助
サーボモータ(HS-422もしくはSG90 超音波距離センサの検知方向制御
モーターシールド モーターの動作制御
LED(緑、赤) クローラー車の動作確認用
ユニバーサル基板 超音波距離センサとLEDの実装
抵抗(200Ω) LED用
セラミックコンデンサ(0.01μF) モーターのノイズ除去用
ジャンパーワイヤ(メス-メス) 配線用
ジャンプワイヤキット ユニバーサル基板上の配線用
耐熱ビニル絶縁電線 モーターの配線用
タミヤ 楽しい工作シリーズ 透明 ユニバーサルプレートセット 2枚セット 車体
タミヤ 楽しい工作シリーズ トラック&ホイールセット クローラー
タミヤ 楽しい工作シリーズ ツインモーターギヤーボックス モーター
タミヤ 楽しい工作シリーズ ユニバーサルアームセット 車体
モバイルバッテリー 電源(Arduino Uno互換機用)
電池ボックス(単3×4本、スイッチ付) 電源(モーター用)

組み立て

車体

タミヤのユニバーサルプレートトラック&ホイールセットを使って、まずは車体を作った。

(車体:表)


(車体:裏)




タミヤのダブルギヤボックスの場合には、ツインモーターギヤボックスと違って、モーターを固定するためのパーツがあるのだが、モーターのボディー部にセラミックコンデンサを半田付けした場合、その固定パーツは使えなくなる。

なので、セラミックコンデンサを使う場合には、ダブルギヤボックスよりもツインモーターギヤボックスの方が良い。


(モーターの配線とセラミックコンデンサの半田付け×2)


(ギアボックスを車体に取り付け:表)


(ギアボックスを車体に取り付け:裏)



電池ボックスは輪ゴムで車体に固定した。

(電池ボックスを車体に取り付け:表)


(電池ボックスを車体に取り付け:裏)

センサー類とArduino Uno互換機との配線

(Arduino Uno互換機とモーターシールド)



モーターシールドで外部電源を利用する場合には、ジャンパピンを外す必要があるらしい(画像ではなくさないように片側だけはずしてる)

(Arduino Uno互換機へモーターシールドを取り付け)



サーボモータ(HS-422)はちょうど上手い具合に、ユニバーサルプレートに取り付けることができた(※SG90の場合も)。

(サーボモータの取り付け:表)


(サーボモータの取り付け:裏)



超音波センサとLEDはユニバーサル基板に半田付けし、赤外線近接センサは、セロテープで基板の裏に固定した。


同様に、サーボモータ用のアタッチメントも、基板の裏にセロテープで固定した。


ユニバーサル基板(超音波距離センサ、LED)



(ユニバーサル基板:裏)



ユニバーサル基板(①:Echo、②:LED(赤)、③:Gnd、④:VCC、⑤:LED(緑)、⑥:Trig)



赤外線近接センサ(⑦:OUT、⑧:GND、⑨:VCC)




モーターシールド(①:Echo、②:LED(赤)、③:Gnd、④:VCC、⑤:LED(緑)、⑥:Trig、⑦:OUT、⑧:GND、⑨:VCC、⑩:モータ、⑪:サーボモータ)


モーターシールドを使用したので配線は少ないほうだが、モータードライバを使用する場合にはこれよりも配線が多くなる。

(センサ類とArduino Uno互換機との配線)


(センサ類の載った基板をサーボモータ上に固定)



最後に、サーボモータやセンサ類を載せたプレートを車体に固定する。

(サーボモータやセンサ類の載ったプレートを車体に固定)



最後にモータ用の電源であるモバイルバッテリーを輪ゴムでプレートに固定して完成である。

(完成)

スケッチ(プログラム)

モーターシールド(L293D)を使用した場合と、他のモータードライバ(TA7291Pなど)を使用した場合のスケッチを紹介しておく。
※赤外線近接センサは未使用

モーターシールド(L293D)を使用する場合

モーターシールドを使用する場合、モーターの制御に「Afmotor.h」が必要となるので、GitHubからzipファイルをダウンロードし、Arduiono IDEで「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」→「.ZIP形式のファイルをインストール」の順に実行し、「Afmotor.h」を使用できるようにする。


モータードライバ(TA7291)を使用する場合


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まとめ

  • 障害物を避けて走るクローラー車を作った
  • 割りと上手く動作したが、モーターにはノイズ対策が必要である
  • 次は、ジャイロセンサを使って倒立振子を作るのに挑戦する